アニメ「ブギーポップは笑わない」終了後の感想

1月から始まったアニメ「ブギーポップは笑わない」は3月末に全18話で無事終了しました。懐かしいのであまり期待せずに見始めたのですが、話が進むにつれて、どんどん内容が良くなったと思います。

1〜3話「ブギーポップは笑わない」は初見の人は分かりにくかったようですが、僕はこれをテレビでやってくれただけで結構嬉しかったです。

4〜9話「VSイマジネーター」はOPを見てもかなり力を入れていた感じでした。水乃星透子の存在感が凄かったです。薄幸の少女を救う純情な少年を格好良く描いてくれました。

10〜13話「夜明けのブギーポップ」は特番に相応しい傑作となりました。幼き日の凪と関わったオッサン達がとにかく格好良かったです。「恋と革命」に命を散らしたピジョンさんも印象深かったです。

14〜18話「歪曲王」は幻想的でとっつきが悪いお話でしたが、「笑わない」の人間関係を綺麗にまとめてくれました。最後の竹泡の再会も良かったです。ゾーラギも迫力満点でした。

ダークと思われがちですが、意外にコミカルな面もある小説をかなり忠実に再現していただいたと思います。声優さんの演技のレベルがとても高かったと思います。不安げな音楽や陰陽を強調した美術もポイントが高かったです。

営業的には大変だと思いますが、「パンドラ」「ペパーミント」「エンブリオ」なども見たいので是非二期をやってほしいです。また20年後とかいやですよー。