高橋留美子さんの受賞

随分時間が経ってしまいましたが、1月24日にアングレーム国際漫画祭で高橋留美子さんが最優秀賞を受賞しました。

フランスで出版された漫画に与えられる賞ですが、当地ではかってアニメ版「めぞん一刻」が放送され、大人気だった事があります。

高橋留美子さんがアイズナー賞の殿堂入りした時は商業的側面が重視されていましたが、今回は作品内容について「出るくいは打たれる(日本)社会で、アウトサイダーや変人を前面に押し出し云々」と変わった受賞理由が述べられていました。

確かに一見単純で分かりやすそうに見える高橋留美子さんの作品も、何回も読み込んでると幾通りにも解釈できたり意外な毒があったりで独特の味わいが出てきます。

まあ、デビューの頃から一気に頂点に駆け上って誰も叩きようが無かった感じでした。教育委員会のブラックリストにはよく載っていましたが。

「境界のRINNE」が終わってはや1年以上が経ちました。犬夜叉が終わった時は正直不安感が一杯でしたが、次回作はとても期待しています。