境界のRINNE 29巻 感想 (ネタバレ)

久しぶりですが、境界のRINNE29巻の各話感想です。
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「お話しミミちゃん」
クラブ棟ではりんね君達が桜さんの差し入れたちらし鮨を食べようとした所、真っ赤な目をした邪悪な感じの人形が現れて暴れだしました、もちろんちらし鮨は散り散りに…

人形は鳳が持っていた「お話ミミちゃん」で、鳳がフィルター交換をサボったので負の言霊が溜まって暴走したのでした。

桜の容赦無いツッコミに対して、鳳・人形「私、悪くないもん!」朧「なんかダメだこいつら…」

結局りんねに封じられた人形は壊れてしまいました。人形に謝る鳳に桜さんが驚いています(いやいや…)。

「鈴 行方不明」
六文がりんね君に内緒で桜さんををマンションの一室に連れて行くと一週間前から行方不明の鈴と若い女性の霊がいました。

鈴は霊を寿命が残っているのに間違って三途の川を渡ったと思って現世に連れ帰ったのですが、桜さんは彼女が既に死んでいて完全に成仏できていない霊だと気付きます。

三途の川のほとりで鈴と出会った霊は現世に戻って鈴を飼いならし、これから届く呪殺セットで呪いの黒猫に仕立てようとしていたのでした。悪霊化が始まった霊は桜さんたちを部屋に閉じ込めようとします。

クールなヒロインを突然襲う危機!!桜さんが待ち望むりんね君は自販機の下の10円を漁っていました。

「黒猫使役呪法」
霊の部屋に閉じ込められ、りんね君を呼ぶことも出来ない桜さんは霊の説得を試みます。来世の事を考えて一旦は落ち着いた霊でしたが、古い携帯の写真を見て理不尽な怨みをぶりかえしてしまいます。

霊の呪いが成功してしまうと思われた時。りんね君が霊の念と友人と一緒に部屋に入って来ました。りんね君を見て桜さんは大喜びします。友人の言葉に霊は遂に呪いを諦めます。

一見落着と思った所に架印がやって来て、りんね君が逃亡霊を匿ったと言い出します。六文に連座してりんね君が重罪になる所でしたが、霊は鈴を悪用しようとした事を全て自白してしまいます。

もちろん事件を有耶無耶にする架印でしたが、今度は鈴が到着した黒猫使役呪法猫缶を食べてしまいました。インチキ商品でしたが効果は抜群で、鈴が暴れて霊の部屋は無茶苦茶です。りんね君はくそ不味い猫缶を六文への土産に持って帰りました。

「母の日のプレゼント」
二年生の男子生徒から母親が甲虫弁当を作って困っているという相談がりんね君にありました。父親が早く亡くなり、母親は働きながら家事をこなしていたのですが、母の日から部屋も散らかすようになりました。

生徒が母の日にプレゼントしたアンティークのネックレスが原因と見たりんね君は徹夜で母親を見張ることにしましたが、生徒は母親の貞操が心配だから桜さんも一緒に泊まってくれと言い出します。真顔で怒るりんね君。桜さんの心配はしなくて良いのでしょうか。(;;)

結局、家族を心配していた父親の霊がネックレスの力により生徒の体を乗っ取って昆虫弁当を毎日作っていたのでした。父親は成仏し、母親は起きると部屋が散らかっているので怒っています。りんね君はカマキリ弁当を持って帰りました。

「鏡男」
噂の「呪いの試着室」を見に来た桜さんは鏡の中から何か覗いているのを見かけます。桜さんに連れられたりんね君が早速分離香で鏡の中の霊を追い出しに掛かりますが、霊は鏡から出られません。

学年トップの成績で生徒会長をしていた霊は修学旅行の帰り道に事故に会ったのですが、気がつくと女子トイレの鏡の中にいたのでした。女子の手洗いやメイクばかり見えて変な噂も立ったので嫌になって出て行きたくなった霊は気がつくと女性服店の試着室の鏡の中に入っていたのでした。

吸魂鏡を使っても鏡がら出られない霊は修学旅行中にクラスメートが自分だけ女風呂の覗きに誘ってくれなかったのが未練でした。鏡から出られた霊は女風呂の鏡に移動しようとしますが、りんねによって吸魂鏡に収容。色々言ってたけど要するにのぞきたかっただけでした。

「理想の笑顔」
桜さんはりんね君が霊道に手をつっこんでいる女性の霊と一緒にいるのを見ました。その頃翼くんは依頼元の葬儀場で霊道から出た手が遺影を倒しているのを見て例のごとく聖灰を投げて、りんね君が連れてきた霊にどつかれてしまいました。

葬儀場はこの霊の葬儀会場で笑顔が酷いため遺影が本人のものとは思えません。もっと良い写真を望む霊のために、遺品のスマホを調べましたが、半眼で不細工な写真やアプリ加工で別人のような写真ばかりです。

葬儀を阻止しようとする霊と続行させようとする翼。りんね君は念写デジカメで霊の理想の笑顔を撮ろうとしますが、スマホのアプリより酷いことに。やむなくりんね君は霊的アイライナーで霊のまぶたに目を書き込んで撮影することにしました。

やっと気に入った写真が撮れた霊がすっきりした笑顔で成仏した瞬間をりんね君は逃しませんでした。理想の笑顔の遺影で葬儀が行われ、りんね君と翼くんは葬儀社の謝礼をめぐって揉めました。

「三万円の先に」
夜中の学校の洗濯棟で、りんね君が勝手に使っていた洗濯機が壊れてしまいました。数日後にリサイクル品の洗濯機が入ったのですが、入れた洗濯物が投げ返されて使えません。洗濯機の中には「三万円」とつぶやく霊が入っていました。

りんね君と桜さんの前で霊は「みゅーみゅー、パジャマ、三万円」と呟いています。そこへやはり洗濯機を無断借用しているれんげがやって来て、りんねに三万円を出せと言います。

りんね君とれんげが言い争いをしている間、桜さんが霊に尋ねてみると、霊は亡くなる直前、何かを買いに行く途中にズボンを汚し、三万円がポケットに入っているズボンを洗ってしまったのでした。絶叫するりんねとれんげ(と六文)。(^^;

霊が買いに行こうとした物が判れば4Dプリンタで再現できるのですが、霊は答えようとしません。(霊は4次元の存在なんでしょうか。)れんげが心の中のぞきスコープを霊に繋ぎ、りんねが「やめろ」と言いながら自分で4Dプリンタに接続すると…現れたのはアニメキャラ「みゅーみゅー」の抱き枕(一万円×3)!!

開き直る霊を冷たい目で見る女達。浄霊費用はコインランドリー一回分で済んだようです。

「ふくしゅう」
ある日、小さな河童が翼君に復讐を開始。最初は小さかったのが、だんだん大きくなって多彩なプロレス技を仕掛けてきます。聖灰を食らっても消えません。

そこへ榊さんが消えた河童のミイラを探してほしいと翼君に助けを求めてやって来ました。色々な動物をつなぎ合わせて作った河童のミイラ(本物に見えるけど…)の九十九神が雨水を吸って蘇り、なぜか翼を襲っていたのでした。

榊さんの神社には巫女に騙されて死んだ河童がご開帳の時に、巫女の周辺の男子を襲うという伝説があり、その話を信じた九十九神が榊さんのガラケーから翼の顔と名前を知り、翼を襲いだしたのでした。

十文字君に嫌われたと絶望する榊さんでしたが、「そんなに俺のことを…感動した!」と翼。キープさん続行です。プールの水を吸って巨大化した河童が翼にフライングボディアタックを食らわせて復讐完了。翼はまたまた入院。看病する榊さんが幸せそうです。

「死神王子」
桜さんは病院の前で佇んでいる少女の霊を見掛けました。死神に会いたいと言う彼女のために、桜さんはりんね君を連れてきましたが、彼女は迎えに来た死神に恋をしてしまい、一緒に三途の川を渡ってほしかっったのでした。

彼女の語った死神の姿や名前から、迎えに来たのは抹悟と断定。りんね君は逃げようがありません。りんね達から話を聞いた抹悟は一緒に三途の川を渡ることにしましたが、なぜかりんね君と三人一緒にボートに乗り込みました。釈然としない少女霊は成仏できません。

白馬に乗って現れた抹悟に少女霊は喜びますが、抹悟は彼女を乗せず一人で駆け出してしまいました。りんね君にどつかれ、黒蜜にぴしっと言われた抹悟は少女霊を馬に乗せて一緒をデートを始めました。黒蜜は少女霊をりんねと思ってお出掛けの予行演習をするように言ったのでした。

別人のように態度を変えた抹悟と楽しいデートをすることが出来、満足した少女霊は思い残すこと無く輪廻の輪に乗っていきました。早速りんね君と出掛けようとした抹悟でしたが、りんね君は急用で帰ってしまいました(笑)。抹悟は毎日留守のりんね君の部屋の前に佇んでいます。

「呪いの短冊」
扉絵は浴衣姿の桜さん。短冊の文句が面白いです。

他校の生徒から毎年黒く塗りつぶされた短冊が届き、その後必ず不幸が訪れるという相談を受けたりんね君は、生徒にボールをぶつけたお面をかぶった子どもの霊を捕まえました。

りんね君によると霊は生霊で生徒を危険から守ろうとして結果的に酷い目に合わしてるようです。あぶり出しブラックライトで短冊の文字を浮かび上がらせると、生徒を呪う言葉が現れました。

生霊のお面を取ると、なんと生徒の幼馴染の友人の子どもの頃の生霊でした。彼は友人と一緒に神社に悪戯をして自分だけが怒られたのを怨んで、友人を呪ったのですが、実際に友だちが怪我をしたので恐ろしくなり、その生霊が友だちを守って(もっと酷い目に合わせて)いたのでした。

謎は解けましたが、友人達の関係修復は難しそうです。

2時間走

箱根駅伝に触発されたわけでは無いですけど…
午後に2時間ゆっくり走りました。

年末に100分走って結構長く感じたのですが、今日は終わり頃は頭が回らなくなって逆に楽に感じました。(^^;

でも、夜になるとやっぱり足が痛くなりました。1週刊ほど明けてまた長距離に挑戦します。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

あまり寒くなく、よい日よりのお正月となりました。
最近仕事の段取りが少し良くなりましたので、あせらずやって行きたいと思います。