週刊少年サンデー18号 (2017/03/29発売)
高橋留美子さんの読切後編です。先週に比べてページ数が少ないためかさらっと終わった感じでした。
結局、無心の師の嫉妬心が災を招いていたわけで、人間の醜さの恐ろしさを描くというのは高橋さんのシリアス物に一貫した姿勢だと思います。
私が注目したのはヒロインの愛さんで、顔を斬りつけられたり猫目になったり腹に大穴を開けられたりと散々でしたが最後に素敵な笑顔を見せてくれました。
正義感が強いけどどこか近寄りがたくて、孤立していたのは目のせいだけでは無かったかも知れませんが、無心の血をもらったためか少し雰囲気が変わった気がします。無事友だちもできました。
ついでにサンデーの話ですが、この春より6連続で新連載が始まるとのこと。まだまだ厳しい出版環境が続きますが期待しています。