令和元年

新しい天皇陛下が即位され、元号が令和となりました。

予想どおりテレビは皇室報道一色となりましたが、喪中だった平成元年と比べて明るい雰囲気で良かったです。

ただ代替わりに伴って各界で世代交代が進み、世の中に変化が起こるのではと思っています。今後20年くらいは不安定な世相となるのかも知れません。

ノートルダム大聖堂炎上

パリ発祥の地シテ島にあり、「ノートルダム・ド・パリ」(ノートルダムの鐘)の舞台でもある、ノートルダム大聖堂で15日夕火災があり、尖塔と屋根が崩落してしまいました。有名なステンドグラスも破壊されてしまいました。

改修中の文化財の火事といえば法隆寺金堂の壁画が思い出されます。今後修復が行われると思いますが、失われたものは二度とよみがえりません。

まさに世界人類の遺産だった同寺院の焼失はとても悲しいです。このような事が二度と起こらないよう願うばかりです。

新元号決定

新しい元号が令和と決まりました。少々違和感がありますが、平成の時も違和感がありましたのですぐに慣れると思います。

結果より決定過程の秘密主義がいささか不満です。悪用されたく無かったのだと思いますが、オリンピックの時のゴタゴタも記憶に新しいですし、もっと国民と一緒に考えて行くのでも良かったのでは?

今回初めて万葉集から引用されましたが、元をただせばはやり漢籍みたいです。万葉集を作った人々が漢籍にどっぷり浸かっていたのですから当然なのですが、国文から引用しようとする事自体は良いことだと思います。

震災から8年

東日本大震災から8年が経ちました。月日の流れるのは早いですが、未だ避難されている方が5万人以上おられ、完全復興には程遠い現状です

ボランティアに没頭した阪神大震災の時と比べて僕は殆ど被災地へのお役には立てなかったのですが、本を注文されたお客様から命からがら津波から逃れて来たと聞かされたり、ヤマト運輸に無理を言いてメール便速達で本を送ってもらったりと色々影響がありました。

景気や国際情勢ばかり取り上げるマスコミを見ていると、困っている身近な人々の事をまず考えるべきではないのかと、自分に対しても同様に思ってしまいます。